◆JERAセ・リーグ 広島1―2DeNA(23日・マツダスタジアム)

 広島はDeNAに競り負け、3位に転落した。先発・森下は6回2失点。

試合はつくったが、4月18日の阪神戦(甲子園)の3勝目以降、これで5戦白星なしで4敗目。打線は今季初対戦のジャクソンに苦戦。7回無死満塁、代わったばかりの伊勢からモンテロの併殺打の間に1点を返しただけで、なおも2死三塁の場面は、ドラフト1位・佐々木が空振り三振に倒れた。以下は新井貴浩監督の試合後の主な一問一答。

 ―DeNA・ジャクソンを攻略できず

 「いいピッチャーだからね。防御率も1点台前半だし、こういう試合になるだろうなと思って入りました。いいピッチャーなので、そう簡単には打たせてくれないと思います」

 ―7回は無死一、二塁から坂倉選手は強攻策で好機を広げたが

 「2点ビハインドだったからね、あそこは。一気にいくぞ!という形を取りました」

 ―結果的にモンテロの併殺打の間に奪った1点だけ

 「あそこのモンティーも紙一重だったね。初見の伊勢の初球いいコースのスライダーに反応できていて、方向も良い。結果的にダブルプレーになったけどね。内容はいいと思う」

 ―先発・森下投手は6回2失点と試合はつくったが

 「ヒットを打たれながらも、よく粘ってゲームをつくったと思います」

 ―なかなか勝ちを手にできていない

 「そこは本人も悔しいと思うし、また次の登板に期待しています」

 ―前夜にプロ初安打の佐々木選手は3打数無安打だったが、鋭い打球はあった

 「内容はいいと思います。そんなに簡単にポンポン打てるものじゃないし、彼は毎日が勉強。

内容的にはいいものを見せてくれているので。勉強ですから」

 ―終盤は小園選手が遊撃を守った。今後の選択肢として

 「もちろん。準備もしているし、ノックも受けているし、今後いろんな可能性があると思います」

編集部おすすめ