◆交流戦 BC福島0―7巨人3軍(23日・郡山)

 巨人・京本真投手(21)が3軍のBC福島戦で先発し、7回4奪三振で無失点と好投した。7安打を浴びながらも96球で要所を締めた。

3者凡退はゼロ。毎回走者を背負いながらも、角度のある直球を軸に得点圏でギアを上げ「無失点で抑えられたのはよかった」と汗を拭った。

 21年育成ドラフト7位で入団し、昨季開幕前に支配下契約を勝ち取った。「本調子ではなかったですが、悪いなりに試合をつくれた」とゲームメイクした。

 将来の先発ローテ候補として期待される189センチの大型右腕だが、今季ファームでは5登板(4先発)で防御率6・65。9日のイースタン・西武戦(カーミニーク)でも先発で5回6失点、3被弾を喫していた。「1軍に行くための準備を怠らずこれからもしっかりやっていきたい」と前を向いた。

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