◆米大リーグ メッツ―ドジャース(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が23日(日本時間24日午前8時10分開始予定)、敵地・メッツ戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。3試合ぶりの18号に期待がかかる。
大谷は19日(同20日)の本拠地・ダイヤモンドバックス戦で左翼席に17号ソロを放ったが、その後の2戦は本塁打が出ず、2戦で1安打しか出なかった。それでも5月はここまで19試合に出場して両リーグ最多の10本塁打。4月28~30日の本拠地・マーリンズ3連戦から7カード連続で本塁打を放っている。
メッツの先発は、グリフィン・キャニング投手(29)。昨季までエンゼルスに所属し、19~23年は大谷とも同僚だった。昨季対戦した際には3打数無安打。今季はここまで9登板で5勝1敗、防御率2・47と安定した投球を続けて好調だが、リーグ最多タイの17本塁打を放っている大谷としては元同僚を攻略したいところだ。
ドジャースは、通算212勝でメジャー18年目左腕のカーショーが先発。今季2度目の登板で18年連続白星となる今季初勝利を狙う。メッツは昨季のナ・リーグ優勝決定シリーズで対戦した相手。今季はさらに大谷を超える史上最高額の15年総額7億6500万ドル(約1150億円=契約発表時のレート)で外野手のソトを獲得し、遊撃手のリンドアや一塁手のアロンソなど強力な布陣をそろえており、ドジャースの球団史上初となる2年連続ワールドシリーズ制覇へは難敵となりそうだ。
大谷は、前日終了時点で真美子夫人の長女出産に伴う「父親リスト」に入って欠場した2試合を除く48試合に出場。