◆米マイナーリーグ コロンブス―アイオワ(23日、カリフォルニア州ロサンゼルス=ハンティントンパーク)
カブス傘下3Aアイオワの前田健太投手(37)がガーディアンズ傘下3Aコロンブス戦に先発し、3回2/3を投げて、7安打5失点で降板した。防御率は14・29に悪化した。
3点のリードをもらった前田だったが、初回は先頭打者にライトへの二塁打を浴びると、続く2番打者に右翼2ランを被弾。さらに連打と四球で無死満塁とすると、6番打者にセンターへの2点適時二塁打を許すなど、計5点を失った。それでも2回以降は打たせて取る投球で、無失点で切り抜けた。
ツインズからFAとなった23年オフにタイガースと総額2400万ドル(当時のレートで約35億円)の2年契約を結ぶも、昨季3勝7敗でシーズン途中からリリーフに回り、先発復帰を目指した今季もリリーフでスタートし7試合投げ防御率7・88と調子が上がらず、1日にDFA通告、いわゆるメジャー契約40人ロースター枠から外され、事実上の戦力外となっていたが、カブスとマイナー契約を結んだ。
移籍後初登板となった前回17日(日本時間18日)のカブス傘下3Aアイオワで本拠地・3Aセントポール戦では、2回56球を投げて4安打、3四死球4失点でマウンドを降りていた。