ドジャース・大谷翔平投手の銀行口座から約1659万ドル(約26億円)を盗み賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われた元通訳・水原一平被告(40)の一連の騒動をモデルにしたドラマが、放映に向けて前進していると複数の米メディアが23日(日本時間24日)、伝えた。

 昨年から米映像制作会社のライオンズゲートが制作に動き出していた。

同社のケビン・ベッグス会長は取材に対し「まだ契約交渉中なので、(放映権が)どこに売れたかは言えません。でも、注目度はどんどん高まっていて、流れはすごくいい。彼がどれだけ大物か、本当に驚かされます。正式に発表できるようになったらすぐに発表するし、脚本作業に取りかかるのが今から楽しみ。膨大なリサーチもすでに行っていて、その内容もとにかく衝撃的なんです」と話したという。

 制作するライオンズゲートは、ホラー映画「ソウ」シリーズ、ミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」に携わった大手。ロサンゼルス近郊のサンタモニカに本社を置いている。

 同被告は、2月に求刑通り禁錮4年9月を言い渡され、逃走の心配がないことなどから、即日収監はされず。当初は3月24日正午までにカリフォルニア州連邦地裁に出廷した後、収監される予定だったが、弁護側の要請で5月12日になり、さらに6月16日に再延期されている。

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