◆米大リーグ メッツ―ドジャース(23日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 昨季ナ・リーグ優勝決定シリーズで対戦したメッツ―ドジャース戦の今季初対決は、試合開始が3時間以上遅れ、佐々木朗希投手(23)がメジャー初勝利を挙げた3日(同4日)の敵地・ブレーブス戦以来今季2度目の“日またぎ”試合となった。

 午後7時10分に開始した試合だったが、3回表途中の7時57分に雨が強くなって中断。

1時間38分後の午後9時35分に試合は再開された。9回裏はドジャース3点リードで迎えたが、3連投となった守護神スコットが3失点。延長に突入して、10回裏のメッツの攻撃中に日付をまたいだ。

 大谷はエンゼルス時代に同僚だった先発右腕・キャニングと対戦した初回先頭の1打席目は投ゴロ。3回1死一塁の2打席目には四球を選んだ。右腕・クラニックと対戦した4回2死一塁の3打席目には空振り三振に倒れ、6回1死一塁の4打席目は3番手左腕・カスティーヨに投ゴロに抑えられ、打率が2割9分9厘となって3割を切った。それでも9回1死走者なしの5打席目に左腕・カブレラから右前安打。10打席ぶりの安打で打率が再び3割を超えて3割3厘となったが、二盗を失敗した。

 試合は両軍無得点の3回表2死二、三塁で雨が強くなって1時間38分間中断。メッツのキャニング、2回無安打無失点だったドジャースのカーショーと両チームの先発がマウンドを降りた。中断明け直後にドジャースは2死満塁からスミス、T・ヘルナンデスの連打で3点を先制。メッツは3回にバティのソロ、4回にアロンソの右翼への飛球で、三塁走者・マルテの視線に三塁手・マンシーが入ったとして本塁でタッチアウトになりながらセーフになる珍しい得点で1点差に迫ったが、ドジャースが5回にマンシー、パヘスの連続適時打で再びリードを3点に広げた。

そのまま9回を迎えたが、3連投となった守護神のスコットがメッツ打線に捕まって追いつかれた。

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