◆東京六大学野球春季リーグ戦 第7週第3日▽明大3-2法大(26日・神宮)

 明大が法大に競り勝った。2勝1敗で勝ち点を4に伸ばし、9勝4敗1分けで日程を終えた。

優勝争いは明大と勝ち点3で7勝4敗の早大に絞られた。31日からの早慶戦で早大が1敗すれば、明大が4季ぶり44度目のV。早大が2連勝なら昨秋に続き、早明による優勝決定戦となる。

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 25日まで打率4割4分7厘でリーグトップだった明大・宮田和弥内野手(4年=横浜)が4打数1安打で同2位の4割2分9厘に後退。すでに全日程を終えている立大の1番・山形球道(4年=興南)が打率4割4分4厘、5本塁打、17打点といずれも1位で、3冠王に大きく前進した。

 山形は今春、24安打。立大打者のシーズン安打記録はこれまで、1950年秋・篠原一豊、2011年秋・那賀裕司、2013年秋・岡部通織の23安打が最多だったが、これを更新するチーム新記録となった。

 立大では1966年春の槌田誠以来、59年ぶり2人目の3冠王誕生なるか。早慶戦の行方に注目が集まる。

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