◆春季北海道高校野球大会 ▽1回戦 北見北斗13―3釧路北陽=5回コールド=(26日・札幌円山)

 北見北斗が長打3本を含む15安打13得点で釧路北陽に大勝し、春の道大会では2014年以来11年ぶりの勝利を挙げた。

 ベンチプレス150キロをあげるパワーが持ち味の4番・松岡翔汰捕手(3年)が適時二塁打を放ち1回に2点を先制すると、2回は打者9人で4得点。

その後も6盗塁の機動力、5犠打を成功させた小技も絡めながら得点を重ね、5回には打者一巡の猛攻で5安打を放ち、釧路北陽を突き放した。

 女満別を率いて12年センバツ甲子園に21世紀枠で出場している鈴木収監督は「まだまだ力があるわけではないですけど、今日はよく打ったと思う。よく走りましたし、バントも決めた。つないでチャンスをみんなで作って一本出すのが持ち味。選手たちが冬の間、一生懸命体作りをやってきた成果」とうなずいた。

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