◆JERAセ・リーグ 中日5―4阪神(24日・バンテリンドーム)

 中日が接戦を制し、連敗を2で止めた。同点の8回、先頭の田中が四球で出塁。

上林はバントを決められずに追い込まれたが、右翼線への二塁打でつないだ。カリステが三ゴロに倒れたが、1死二、三塁で高橋周が中前へ勝ち越しの2点打を放った。

 初回2死二塁でカリステが先制の左翼線二塁打。2試合連続で完封負けを喫していたチームは21イニングぶりに得点した。同点とされた2回にも2死二、三塁で岡林が左前へ2点打。エースの高橋宏が2度のリードを守れなかったものの、苦しんでいた攻撃陣が意地を見せた。

 9回は松山が1死二、三塁を招き、近本の遊ゴロの間に1点を許したが、なおも2死二塁で中野から見逃し三振を奪い、同点は阻止した。

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