◆東京六大学野球春季リーグ戦 第7週第1日▽明大6―0法大(24日・神宮)
こんな感覚、いつ以来だろう。こん身の111球目。
「最後まで140キロ台後半だったので」という速球は初回から150キロを出してからも最後まで球威は衰えず、9回でも147キロを記録。さらにスライダー、チェンジアップを駆使して27アウト中ゴロアウトは14。「変化球を低めに集めてゴロを打たせることができました」と振り返れば、法大・大島監督も「腕の出所が見づらく、タイミングが取りづらかった」と脱帽。ネット裏で視察した広島・苑田聡彦球団本部スカウト顧問は「春先のオープン戦はがむしゃらだったが一皮も二皮もむけた感じ。球持ちがよく、球の出所が一緒なので打ちづらいのでは。プロでも通用する」と評価した。
この日の完封勝利で防御率は1・32となりリーグ1位。