◆イースタン・リーグ 巨人9―3西武(24日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の育成・三塚琉生外野手(21)がイースタン・西武戦(Gタウン)に「8番・一塁」で出場し、豪快な3ランを含む2打数2安打3打点。目標の支配下昇格へ猛アピールした。

3回1死から先制点につながる中前安打を放つと、4回2死一、二塁では右腕・上田の内角高め141キロ直球を右翼席へ。「打った瞬間行ったなと。完璧な当たりでした」と文句なしの公式戦2号をライナーで叩き込んだ。

 9日に3軍から2軍に昇格したばかりの高卒3年目。1年目の左膝後十字じん帯損傷及び左膝内側半月板損傷の大けがを乗り越えた左の大砲候補に、桑田2軍監督も「非常に楽しみな選手が出てきてくれた」。背番号031は「今野球ができているのがめちゃくちゃ楽しいです」とうなずいた。

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