巨人の戸郷翔征投手(25)が今季初勝利を目指し、中4日で25日のヤクルト戦(東京D)に先発する。24日は本拠地で最終調整し、「前回そんなに投げていないので体的にも問題ない。

なんとか期待に応えられるように」と眼光を鋭くした。

 今季はここまで6試合に先発し0勝4敗、防御率7・52と本来の実力を発揮できていない。前回登板、20日の阪神戦(甲子園)では初回に森下に2ランを浴びるなど、4回6安打3失点で今季4敗目を喫していたが67球で降板。中4日となり、「(前回は)2回から4回まで思うような投球ができた。自分の中で徐々にですけど状態は上がってきている」と手応えを語った。

 慣れないスケジュールだが、ウェートトレーニングの量などを調整してきた。「先制点を取られて負けている試合が多い。なんとか0で抑えて、味方の援護を待ちながら投球していければ」。ファンが、チームが、そして戸郷自身も願う1勝目を取りにいく。

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