◆JERA セ・リーグ 巨人4―2ヤクルト(24日・東京ドーム)
本人も驚きの一発だった。巨人・吉川自身も打球を飛ばすと、顔をゆがめるほどだった。
一般的に長打になりやすいとされる「バレルゾーン」は打球速度158キロ以上、同角度26~30度。常識外れの角度の一発を同速度170キロで放り込み、亀井打撃コーチは「インパクトが強かった。調子は悪くないってことだと思う。悪ければ失速しているでしょう」と分析した。さらにオフに合同自主トレを行った泉口とは初のアベックアーチで、“弟子”とともに勝利に貢献。「今日は泉口が良かった」と後輩を立てた。
昨季は自身初の全試合出場。