◆イースタン・リーグ 巨人9―3西武(24日・ジャイアンツタウンスタジアム)
巨人・オコエ瑠偉外野手が右肘手術明け初めて2軍の実戦に臨み、6回2死から代打で左翼への二塁打をマーク。いきなりの快音に「3軍ではヒットが出ていたので変わらずいければなと。
移籍3年目の27歳は、今月2日に右肘関節鏡視下遊離体摘出術を受け、リハビリを経て戻ってきた。1軍では出場11試合で打率1割3分3厘。以前から患部に痛みがあり、そのままプレーを続ける道も模索したが、打撃の際に押し込む右肘にかかる負担が大きく、今後を見据えて球団、首脳陣と話し合い、一日も早い完治のためにシーズン中の手術を決断した。
高い身体能力を生かした躍動感あるプレーが持ち味。「2軍に落ちてからも毎日、全部(1軍の)試合は見ています。プロ野球選手である以上、1軍でやらないといけない」と今季にかける思いをにじませた。