◆米大リーグ メッツ―ドジャース(24日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、2点を追う5回2死走者なしの3打席目はこの日2つ目の三振となる空振り三振を喫した。
メッツ先発は、デービット・ピーターソン投手(29)。
プレーボール直後の初回先頭の1打席目は空振り三振。カウント2―2から最後は外角低めのスライダーにバットは空を切った。3連勝中のドジャースは2回にE・ヘルナンデスの中前適時打などで2点を先取。直後の2回裏にはゴンソリンがバティに右前適時打を浴びて1点差に迫られた。大谷の3回先頭の2打席目は内角のチェンジアップに詰まらされた中飛で打率が3割を切った。
ドジャースは1点をリードした4回にマルテの二塁への内野安打が適時打となって追いつかれると、ソトに右中間フェンス直撃の2点適時二塁打を許して2点を追う展開となった。2点を追う5回2死走者なしの3打席目はこの日2つ目の三振となる空振り三振を喫した。
前日23日(同24日)の敵地・メッツ戦は日をまたいだ延長13回の死闘を制して3連勝としたドジャース。大谷も本塁打こそ出なかったが、9回の5打席目に右前安打を放って10打席ぶりの安打をマークした。本塁打は3試合連続で出ていないが、ここまで4月28~30日の本拠地・マーリンズ3連戦から7カード連続で本塁打を放っており、5月11発目となる18号に期待はかかる。
あす25日(同26日)には千賀滉大投手(32)が先発して対戦する試合前に、ライブBP(実戦形式の打撃練習)で登板することをロバーツ監督は明言。大谷が打者相手に投げるのは23年9月の右肘手術前最後の登板になった同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来641日ぶりとなる。この日の試合前にはキャッチボールなどを行って最終調整した。