◆米大リーグ メッツ5―2ドジャース(24日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、4打数無安打3三振で打率は2割9分6厘となって3割を切り、4試合連続本塁打なしとなった。ドジャースは逆転負けを喫して4連勝とはならなかった。

 メッツの先発は左腕のピーターソン。大谷はこれまでポストシーズンを含めると10打数5安打の打率5割と決して苦手にはしていなかった。初回先頭の1打席目に外角低めのスライダーに手が出て空振り三振を喫すると、3回先頭の2打席目は中飛で打率が3割を切り、5回2死の3打席目も空振り三振。8回1死一塁の4打席目もスライダーを振らされて空振り三振を喫した。1試合3三振は今季ワーストタイで、先発投手に3三振を喫するのは、4月6日の敵地・フィリーズ戦のサンチェス以来2度目だった。

 前日23日(同24日)の同カードでは1時間38分の雨天中断がありながら延長13回まで突入する計5時間30分を超えて試合終了が日をまたいだ午前0時56分。死闘を制して3連勝としたドジャースは、この日も2回にE・ヘルナンデスの中前適時打などで2点を先取して幸先のいいスタートを切った。だが、先発のゴンソリンが2回にバティに右前適時打を浴びて1点差に迫られると、4回にはマルテの同点適時打、ソトの2点適時二塁打を許して2点を追いかける展開となった。

 ドジャースは拙攻続きでホームが遠かった。4、6、7回と走者を出すも併殺でチャンスを広げることができず。先発左腕のピーターソンを攻めあぐね3回以降は得点が奪えず、8回途中で2点しか奪えなかった。

編集部おすすめ