◆米大リーグ メッツ―ドジャース(24日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でフル出場し、先発左腕・ピーターソンの前に4打数無安打で3三振を喫し、打率は2割9分6厘となって3割を切り、4試合連続本塁打なしとなった。ドジャースは逆転負けを喫して4連勝とはならなかった。
あす25日(同26日)の敵地・メッツ戦前にはライブBP(実戦形式の打撃練習)で登板予定の大谷。打者相手に投げるのは23年9月の右肘手術前最後の登板になった同年8月23日の本拠地・レッズ戦以来641日ぶりとなる。当初はこの日の試合前に行う予定だったが、前日23日(同24日)の試合が雨天による1時間38分の中断があった上に、延長13回の死闘で試合終了が日をまたいだ午前0時56分となったことで1日延期になった。
試合前には大谷のライブBP登板を「長いリハビリの中での大きな一歩。マウンドに上がって打者と対戦するということは明らかにワクワクすることだし、彼も楽しみにしていると思う」と心待ちにしていたロバーツ監督。試合後には大谷のメジャー復帰登板が後半戦になる見込みか問われると「そう思う。まだ5月で初めて打者に投げる段階で2イニングほど。(復帰は)5、6回を投げられるようになってからになる」と話した。アトランタで行われるオールスターは7月15日(同16日)。後半戦は18日(同19日)の本拠地・ブルワーズ戦からスタートする。