◆米大リーグ メッツ5―2ドジャース(24日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が24日(日本時間25日)、敵地・メッツ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、4打数無安打3三振で打率は2割9分6厘となって3割を切り、4試合連続本塁打なしとなった。ドジャースは逆転負けを喫して4連勝とはならなかった。
メッツの先発は左腕のピーターソン。大谷との対戦成績はこれまでポストシーズンを含めると10打数5安打だった。ピーターソンは、「あれはグレートだったし、自分の仕事も果たすことができた」と充実の表情。「彼も9人の打線の中の1人に過ぎない、というふうに見ている。もちろん彼は偉大な選手であり、球界で多くの実績を残しているが、相手チームには他にも素晴らしい打者が多くいる。だから自分としては、自分の球種と準備を重ねて、その中で彼と対峙する準備をするだけだった」と、うなずいた。
メッツのメンドーサ監督は、大谷を圧巻の3奪三振で封じたピーターソンに対し、「彼は大谷を少し『人間らしく』見せたと思う。あれは大谷に対してだけでなく全体的にもとてもビッグパフォーマンスだった」とたたえた。