◆春季近畿地区大会▽1回戦 東洋大姫路9―2大阪桐蔭=8回コールド=(25日・さとやくスタジアム)
今春センバツ出場の東洋大姫路(兵庫)が、大阪桐蔭を8回コールドで破り、準決勝に進んだ。U―18日本代表候補右腕の木下鷹大(3年)が、8回8安打2失点で完投した。
打線は、初回1死一塁、3番・高畑知季遊撃手(3年)が左越え2ランを放ち先制した。3回無死三塁では、木本琉惺中堅手(3年)が右犠飛。5回に1点差とされたが、6回に木下と渡辺拓雲二塁手(ともに3年)の連続二塁打で3点を追加するなど、大阪桐蔭を突き放した。
県大会に続き、エース右腕の阪下漣、末永晄大(ともに3年)を欠く中、大阪王者に大勝。準決勝は、奈良大付(奈良2位)と戦う。
大阪桐蔭は、先発したプロ注目右腕の中野大虎が6回9安打6失点。7回から登板した今秋ドラフト候補の森陽樹(ともに3年)も3失点と、相手打線を止められなかった。