◆JERAセ・リーグ 広島3―0DeNA(23日・マツダスタジアム)

 広島の床田寛樹投手が、完封で5勝目を手にした。早くも今季3度目は自身最多で、球団左腕では02年の高橋建(2軍投手コーチ)以来23年ぶり。

無四球は自身初という快投だった。打線は3回にドラフト1位・佐々木の先頭安打を起点に、DeNA・東から一挙3得点。三塁守備でも堅実なプレーを連発し、勝利に貢献した。雨天中止となった前日24日に4位に転落していたが、一日でAクラスに復帰した。

 新井貴浩監督の試合後の主な一問一答は以下。

 ―試合を振り返って

 「今日はもう、床田サマサマだったと思います。DeNAの強力打線を完封するんだから、本当に素晴らしいピッチングだったと思います」

 ―今季3度目の完封

 「危なげなくと言いますか、ランナーを出してもツーシーム、変化球を低めに集めて、落ち着いていたと思います。今回で3回目ですかね。ブルペンも助けてくれるので本当、素晴らしい投球だったと思います」

 ―3得点した3回の攻撃について

 「(佐々木)泰のヒットから始まって、チャンスで今日もファビアンが勝負強いバッティングをしてくれました。サク(適時二塁打の坂倉)の3点目の追加点というのも非常に大きかった」

 ―7回は佐々木選手がピンチで好守備

 「彼は打席だけではなくて、守る方でも走る方でも攻撃的な選手。どんどん失敗を恐れず、攻めていってもらいたいと思います」

 ―移動日を挟んで27日から富山、金沢で巨人2連戦

 「地方球場ということでグラウンドとかもいろいろ変わってくると思います。あしたしっかり休んで、2連戦に臨みたいと思います」

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