◆JERAセ・リーグ 巨人5―2ヤクルト(25日・東京ドーム)

 ヤクルトが今季2度目の5連敗。東京Dでの巨人戦は開幕3連戦(3月28~30日)に続き6戦全敗となった。

 来日2度目の先発でNPB初勝利を狙ったペドロ・アビラ投手が3回5失点で早々と降板。打線は巨人を上回る10安打を放ったが、得点は3回にホセ・オスナ内野手の適時打で奪った2点だけ。8回には巨人の3番手・大勢を2死満塁と追い詰めたが、代打・内山壮真捕手の当たりは中堅・浅野の好守に阻まれた。

 試合後、高津臣吾監督は「投手がしっかりゲームを作らないと、流れも雰囲気もすべて悪い状況で重いゲームになってしまう」と厳しい表情。1点差に迫った直後の3回に、自身の野選や失策もからんで2点を追加されたアビラの投球内容について「さあこれからというところで先頭に四球。エラーもフィルダースチョイスもあったけど、あの回の失点は痛かった」と指摘した。

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