レッドソックスの吉田正尚外野手が、再びフロリダ州のキャンプ地フォートマイヤーズに戻ってリハビリを行う可能性が浮上した。２５日（日本時間２６日）、本拠でのオリオールズ戦の前にメディア対応したコーラ監督は、チームがミルウォーキー遠征に出ることを受け、「それが、これまでのプランだった。

だから、彼が（フロリダに）戻ったとしても、驚きはない。彼のやるべきリハビリを継続していくことになる。天候はここ（ボストン）よりもいいし」と述べた。ボストンはこの時期、雨が多く、最近は気温も冷え込んでいる。

　コーラ監督は、具体的な日程は明かさなかったものの、再びチームを離脱し、フロリダに戻ってリハビリを行うことが基本路線のようだ。

　

　昨年１０月に右肩手術を受けた吉田は、開幕を負傷者リスト（ＩＬ）で迎え、キャンプ終了後もフロリダに残留。リハビリを続けてきたが、スローイング・プログラムが停滞し、ボストンに戻って今月２日（同３日）にチームに一次合流。ＭＲＩ検査の結果、問題はなかったが４日（同５日）にコルチゾン注射を受け、ノースロー調整した後、２１日（同２２日）からスローイングを再開。約１８メートルの距離でキャッチボールを行っている。

　吉田は、打撃面ではフリー打撃で柵越を放つなど問題はない。キャンプ地ではマイナーの練習試合で打席を重ねることが可能。野手のリハビリ・アサインメントは最大２０日に限定されている。

吉田は２２日（同２３日）にロースターに枠を空けるため、６０日間のＩＬリストに移行。最短で２５日（同２６日）に復帰可能だが、まだ現在はスローイングの距離を伸ばす段階となっている。

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