◆米大リーグ レッズ8―11カブス(25日、米オハイオ州シンシナティ=グレートアメリカンボールパーク)

 カブス・鈴木誠也外野手が25日(日本時間26日)、敵地のレッズ戦に「3番・DH」で先発出場し、8回の決勝14号3ランを含め4打数3安打3打点で、打点部門でメジャー単独トップに立った。打率は2割7分3厘。

 8回無死一、二塁で、カウント3―1から内角シンカーを振り抜くと打球は22度という弾丸ライナーで左翼ポール際に突き刺さった。116・2マイル(約187・0キロ)は自己最速。飛距離は399フィート(約122メートル)。

 試合後、鈴木は「自分の振れるボールを待って、それを今、一発で仕留められてるのがいいのかなと思います。いや、気持ちよかった。やっぱりああいう展開で、打つっていうのは。はい、すごく気持ちいいことなんですけど、ピッチャーも球も速くて、シンカーに自信を持ってるピッチャーだったんで。しっかりボール球を見切れて、はい、いいカウントで勝負ができたんで、あ、ああいう結果になったのかなっていう風には思います」

 今日の当たりは本塁打では自己最速の116マイルだったが「僕、あんまりパワーがあるタイプではないんで、相手のそのピッチャーの速いボールに対して、いい形でいいポイントで捉えられれば、うん、ああいう打球が行くのかなっていうような感じなんで、相手のボールの強さがあってのああいう打球だと思います」

 これで49打点はメジャー単独トップ。チーム52試合で14本塁打は44本ペース。打点は153打点ペース。本塁打は大谷に次いで2人目の40本台だが、打点は、昨年の大谷の130打点のメジャー日本人歴代最多打点を上回るペースだ。

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