広島の末包昇大外野手が、29歳の誕生日を迎える27日の巨人戦(富山)での大暴れを誓った。昨季に初めて1軍で誕生日を迎えたが、チームは休養日だった。
直近は12打席無安打も「悪くないと思います」と自己分析する。新井監督も「そこまで悪くはないと思う」と見ている。「バッティングというのはどうしても波がある。ここ最近はスエ(末包)が打ってない分、周りが打っている。打線は助け合い。これが長いペナントレースで大事なこと。内容はそこまで悪くは見えないので、また切り替えて頑張って欲しい」と復調を期待する。
巨人戦は相性がいい。今季9試合でカード別最高の打率3割5分1厘、2本塁打、7打点。誕生日に対戦予定の左腕・井上に対しては、4月29日の対戦(東京D)で一発を浴びせている。「ジャイアンツも今は状態がいい。そういったいいチームを倒せれば。打てれば、もちろんいいけど、得点に絡む四球だったり、そういう仕事もできれば」。自身の祝砲を放って、最高の形で20代最後の1年をスタートさせる。