◆米大リーグ エンゼルス―ヤンキース(26日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)
エンゼルスのザカリー・ネト内野手が26日(日本時間27日)、本拠のヤンキース戦で今月4本目の初回先頭打者アーチとなる9号本塁打を放った。
「1番・遊撃」で先発出場したネトは1回、カウント2―2からの左腕ヤーブローのチェンジアップをたたくと、打球は中堅バックスクリーンに飛び込む440フィート(約134メートル)の特大アーチを、リーグ最多の18本塁打しているジャッジ(ヤンキース)の目の前で放った。
ネトは昨年終盤に右肩を負傷してオフに手術したことで出遅れ。開幕19試合目に戦列復帰してから35試合で9本塁打目と量産ペースだ。そのうち、初回先頭アーチは5月2日タイガース戦、13日パドレス戦、18日ドジャース戦、今回の一発と5月だけで4本。この日2試合連続先頭アーチを放った大谷翔平(ドジャース)の今季3本を抜いて、切り込み隊長ぶりを発揮している。