山本由伸のスーパープレーに同僚驚き「素晴らしい運動神経」「あのバント処理は…」
３回無死一、二塁、好守備をみせた山本由伸（ロイター） 画像（1枚）

◆米大リーグ　ガーディアンズ２―７ドジャース（２６日、米オハイオ州クリーブランド＝プログレッシブフィールド）

　ドジャース・山本由伸投手（２６）が２６日（日本時間２７日）、敵地・ガーディアンズ戦に先発し、６回８８球を投げて３安打２失点、７奪三振の好投を見せて６勝目（３敗）を挙げた。「１番・指名打者」でフル出場した大谷翔平投手（３０）も２試合連続の先頭打者本塁打となる１９号ソロを放つなど、３打数１安打１打点、３得点で援護した。

　山本のスーパープレーが出たのは３回無死一、二塁。ウィルソンのプッシュバントの打球が、チャージをかけた一塁手・フリーマンの横を抜けていったが、山本がダッシュ。右手でつかんだボールをグラブに入れると、ヘッドスライディングする打者に体勢を崩しながらタッチしてアウトにした。

　一歩間違えれば無死満塁のピンチになるところを、１死二、三塁としたプレー。このイニングは１失点のみで防ぎ、山本は「本当はサードでアウトにするのを狙ってたんですけど」と明かしながら「ちょうどいいところにバントを決められてしまったので。とりあえず一つ取れるよう頑張りました」と胸を張っていた。

　捕手のスミスが「あれ（好守）は本当に素晴らしい運動神経だった。大きなアウトだった」とたたえれば、一塁手のフリーマンも「あのバント処理は素晴らしかった。（日本で３度の）ゴールデングラブ賞をとったことは知っていた。彼の運動神経のよさは見ていてもよく分かる」とたたえていた。

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