◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―1中日(27日・神宮)
ヤクルトの石山泰稚投手が2―1の9回に登板し、1回を無失点に抑えてプロ野球38人目の通算100セーブ(S)を達成した。通算125ホールド(H)をマークしており、プロ野球9人目、球団史上初の100S100Hとなった。
打線が4回2死からオスナが左前打で出塁。二盗も成功させチャンスを広げると、内山の左前打で三進。左翼手・川越が打球処理にもたつく間に一気に生還した。
先発のランバートが6回まで3安打無失点の好投。7回は星が無失点に抑えたが、8回に矢崎が1死一、二塁のピンチを招き降板。後を継いだ田口が代打・ブライトに左前適時打を許し同点とされ、ランバートの2勝目は消えた。
それでも打線が8回1死一、二塁の好機をつくると、代打・宮本が左翼線二塁打を放ち、勝ち越しに成功した。再びリードを奪い、石山にバトンをつなぎ、最後は石山が締めた。