◆JERAセ・リーグ 阪神―DeNA(27日・倉敷)
DeNAのトレバー・バウアー投手が8回4安打無失点。今季最多、そして来日最多タイの12奪三振で降板した。
序盤から最速158キロの直球にナックルカーブ、チェンジアップを織り交ぜる投球で阪神打線を手玉にとり続けたが、6回2死から四球、失策で一、二塁とピンチを背負った状況で佐藤輝を打席に迎えた。それでもサイ・ヤング右腕はカウント3―2から最後はナックルカーブで空振り三振斬り。ピンチを脱出して両手を思い切り振り下ろしながら絶叫した。8回2死二塁の場面では中野をナックルカーブで空振り三振に抑えるなど圧巻の奪三振ショーを展開した。