【ソフトバンク】腰手術の近藤健介、復帰即マルチ安打「ここからしっかり活躍できるように」
復帰戦でいきなり２安打を放った近藤（カメラ・岩田　大補） 画像（1枚）

◆パ・リーグ　ソフトバンク２―５日本ハム（２７日・みずほペイペイドーム）

　腰の手術で離脱していたソフトバンク・近藤が復帰戦でマルチ安打を放った。３月３１日に出場選手登録を抹消され、４月２日の椎間板ヘルニアの手術から２か月弱。

「３番・右翼」でフル出場すると、初回２死の１打席目にいきなり右前安打。５回にも中前安打の４打数２安打で、天才的なバットコンロールは健在だった。

　「ここからしっかり活躍できるようにしたい」と昨季のリーグＭＶＰ。実戦復帰となった今月１４日の３軍戦では右太もも裏に違和感を感じるアクシンデントがあったが、２軍戦の２試合で調整を済ませ、首位・日本ハム戦に間に合わせた。「交流戦明けに万全のイメージだった」と小久保監督の想定より早い復帰だった。

　近藤は開幕３連戦に続き、自身出場４連敗。チームも再び借金生活となったが、周東に続き、看板打者が戻り、６月３日の中日との交流戦初戦（みずほペイペイ）には右腕を痛めていた今宮も１軍復帰予定。王者の戦う形が整ってきた。（島尾　浩一郎）

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