◆JERAセ・リーグ 巨人1―2広島(27日・富山)
広島・小園が不振脱出のきっかけをつくる2点打を放った。4回2死満塁で右前へ。
4月は不動の3番として打率3割台をキープしたが、5月の月間打率は1割台へと急降下。打順は下がった。ドラフト1位・佐々木の昇格により、守備位置も三塁から二塁や遊撃へ。ルーキーや菊池、矢野と再び内野のポジションを争う形だが「そういう立場。やるしかないので頑張ります」と、はきはきとした口調に気合を込めた。好調のファビアンらが目立つが、昨季は全試合にスタメン出場した中心打者が長丁場を勝ち抜くカギを握る。(安藤 理)