◆JERAセ・リーグ ヤクルト2―1中日(27日・神宮球場)

 中日・井上監督が判定を巡り、ビデオ検証システムの改善を求めた。0―1の8回1死一塁、川越が右翼ポール際に特大飛球を放つも判定はファウル。

井上監督がリプレー検証を「リクエスト」したが、結果は覆らず。指揮官はベンチを飛び出し審判団に詰め寄った。

 試合後、取材に応じた井上監督は「ポールから真正面の方で見てて、間違いなく巻いてる確信があった。退場が怖くて言わん監督はおらんやろ? どういう風な形(での判断)なの、という説明をもらいたかった」と苦々しげな表情だった。

 メジャーでは、各球場からの映像がニューヨークのオペレーションセンターに転送され、判定員がジャッジ。その結果を審判員に伝える。一方、NPBでは審判がテレビ中継用の映像で判定。「アメリカ(MLB)は、それ(判定)専用の人がいるでしょ。いろんな形での(改善策を)提案してもらってもいいかなと思う」と問題提起した。

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