◆米大リーグ ガーディアンズ―ドジャース(27日、米オハイオ州クリーブランド=プログレッシブフィールド)
MLBは27日(日本時間28日)、公式Xで同公式サイトが選ぶ開幕2か月時点での「オールMLB」を発表し、ドジャース・大谷翔平投手(30)、山本由伸投手(26)が全体のベストナインに相当するファーストチームに名を連ねた。
メジャーでは2019年から、その年に活躍した選手をファン投票などで選ぶ「オールMLBチーム」の「ファーストチーム」「セカンドチームを」をシーズン終了後に発表しており、昨季は大谷が「ファーストチーム」のDH部門で2年連続3度目の受賞、1年目で15勝を挙げたカブス・今永昇太投手(31)が「セカンドチーム」に選出されていた。
今季の米開幕戦だった3月27日(同28日)から、この日で2か月。大谷は今月26日(同27日)終了時点でメジャー単独トップの19本塁打、57得点を記録するなど史上初の「50―50」(50本塁打、50盗塁)を達成した昨季を上回るペースで数字を積み重ねている。山本はリーグ2位の防御率1・97、同3位タイの6勝を挙げるなどチームのエースとして活躍しており、納得の選出となった。ド軍からは打率3割6分1厘でリーグトップのフリーマンと最多の3人が選ばれている。
一方、カブス・鈴木誠也外野手(30)はメジャー全体でトップの49打点を挙げているが、「セカンドチーム」にも名前はなかった。この日公開された「ファーストチーム」の一覧は以下の通り。
▽捕手 C・ローリー(マリナーズ)
▽一塁手 F・フリーマン(ドジャース)
▽二塁手 K・マルテ(Dバックス)
▽三塁手 J・ラミレス(ガーディアンズ)
▽遊撃手 R・ウィット(ロイヤルズ)
▽外野手 A・ジャッジ(ヤンキース)、C・キャロル(Dバックス)、F・タティス(パドレス)
▽DH 大谷翔平(ドジャース)
▽先発投手 T・スクバル(タイガース)、P・スキーンズ(パイレーツ)、Z・ウィーラー(フィリーズ)、山本由伸(ドジャース)、M・フリード(ヤンキース)
▽救援投手 A・ムニョス(マリナーズ)、J・ヘイダー(アストロズ)