巨人や米大リーグで活躍した上原浩治氏(50)が28日、都内で行われたフィットネスジム「エニタイムフィットネス」の記者発表会に出席した。現在は週3~4回、午前中に約1時間ほど、同ジムでトレーニングしているという上原氏は「今はボディービルの人の体に憧れますね。

ああいう体になりたいなと、Tシャツをぴちぴちにしたい。腹筋は無理ですね。お酒を飲んでしまうので(笑)」と目を細めた。

 同社は28日、国内会員数が100万人突破したことを発表。「自分を、もっと楽しむ力を。」をキャッチコピーに掲げ、テレビCMの放映など、6~7月に全国プロモーションを展開するという。

 イベント内では、質問形式によるトークセッションも行われた。現役時代の目標について問われると、「スポーツをやっている人は現役が花ですから。1年でも長くやりたい気持ちも強かったです。いずれ引退するときが来ますからそれは仕方ないです」。モチベーションが上がることについては「こうして仕事の依頼があること。『必要としてくれているんだ』という気持ちになる。一つでも多く仕事が得られるようにしたいと思っていますね」と話した。

 壇上での終盤、進行役から「言葉がストレートで刺さります」と振られると、日米通算21年活躍した本格派右腕は「ストレートしか投げられない。変化球はちょっと苦手なんで。たまに落とすことしかできないです」とニヤリ。場内の笑いを誘い、完璧な“オチ”で締めた。

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