◆米大リーグ カブス4×―3ロッキーズ=延長11回(27日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブス・鈴木誠也外野手が27日(日本時間28日z)、本拠のロッキーズ戦に「3番・DH」で先発出場し先制タイムリーを放って50打点メジャー一番乗りを果たした。4打数1安打1打点、打率は2割7分2厘。

今季最長の8試合連続安打とした。チームは延長11回にショーの適時打でサヨナラ勝ちした。

 第1打席は強烈な中飛だった鈴木。3回1死満塁での打席、右腕マルケスの内角のナックルカーブを左前にはじき返す先制タイムリーを放った。その後3打席は凡退し、打率は2割7分2厘となった。

 この日が自身は今季51試合(チームは55試合)目の出場。MLB公式サイトのS・ラングス記者によると、1920年以降、51試合の出場で50打点以上を挙げたカブスの選手は2005年のD・リー(ロッテ、ヤクルトに在籍していたレオンの息子)以来、20年ぶりの快挙となった。

 この日、鈴木は3年ぶり2度目の週間MVPを受賞。先週は20日のマーリンズ戦で2ラン含む3安打4打点、23日レッズ戦で試合を決める3ラン、そして25日の同じカードで9回に決勝3ランを放つなど、3本塁打を含む25打数12安打の打率4割8分で10打点をたたき出した。打点部門でメジャー単独トップに躍り出た。

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