◆東都大学野球2部春季リーグ戦最終週第1日▽拓大5―1国士舘大(28日、等々力)
国士舘大が拓大に敗れ、今季成績は2勝9敗となった。エース左腕・渡辺拓幹(4年=駿台甲府)が先発するも、4回1/3を3失点。
「今シーズンの戦い方が出た試合だった」。長井秀夫監督が悔しげに語った。3回には連打で無死二、三塁とするも、後続が2者連続三振などで無得点。最終回にも無死一、二塁とチャンスを作ったが、凡打が続き本塁を踏むことはできなかった。エースも本調子を出し切れず3失点。いまだ勝ち点0の今季を象徴した1戦となった。
すでに最下位が確定。6月17日からは3部優勝校との入れ替え戦を控える。「自分たちの野球ができるかできないか」と先を見据えた指揮官。相手に惑わされずに、自分たちが築いてきた戦い方を貫き、2部残留で秋につなげる。