◆JERA セ・リーグ 阪神1―0DeNA(28日・甲子園)

 阪神・藤川球児監督は代打・島田のいぶし銀の働きを評価した。

 5回1死一塁で代打起用した島田は難敵左腕・ケイに追い込まれながらも、156キロの直球に食らいついて三ゴロ。

得点圏に走者を進め、近本の左前適時打を呼び込んだ。

 指揮官は「右打者には(内角に)かなり食い込んでくるボールを投げてますから、それで島田にした。島田のバットの軌道には合うんじゃないかというところで」と起用の意図を説明。進塁打という結果には「渋い仕事」とたたえ、「本当に今のタイガースにとってはああいう進塁、特に甲子園で得点圏に(走者を)置いた時のファンの方の大きな声援というのは、非常に相手にはプレッシャーになる。小さなきっかけなようだけど、すごいそれが大きな1点につながる。本当に球場が一体になって取った1点だなと思います」とうなずいた。

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