巨人の育成2年目右腕・園田純規投手(19)が19日、“桑田カーブ”を伝授された。G球場で2軍の全体練習に参加し、ブルペン投球中に桑田2軍監督が代名詞のカーブの握りを伝授。

縫い目への指の掛け方を変えて、よりスピンがかかるようになり「回転数、回転効率、回転軸などが前よりも良くなった。キュッと曲がる感覚が出た」と感謝した。

 もともと90キロ台のカーブが得意球だが、5回1失点で公式戦初登板初勝利を挙げた14日のイースタン・ヤクルト戦(戸田)後に、指揮官から「空振りを取れるカーブを教えてあげる」と提案された。前日18日にはキャッチボールでカーブを実演してもらい、2日間かけて成長のヒントを得た。

 次回は20日からのイースタン・オイシックス3連戦(新潟)で登板予定。「投げにくさはなかった。ゆくゆくはしっかりと投げられるように感覚を合わせていけたら」と習得を誓った。

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