◆米大リーグ ドジャース―ナショナルズ(21日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠地・ナショナルズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、3打席目まで無安打に倒れて32打席連続本塁打なしとなった。

 あす22日(同23日)には先発予定の大谷。

16日(同17日)の本拠地・パドレス戦でエンゼルス時代の23年8月以来663日ぶりに投手復帰して1イニングを投げ、2安打1失点ながら最速100・2マイル(約161・3キロ)をマークした。

 中5日で迎えるあすのマウンドも、短いイニングでの登板が見込まれる。だが、上位打線は調子を上げている。4回に先発右腕・メイから2番ウッド、3番ガルシアが2者連続本塁打。6回には同じくメイから4番のローがソロを放った。ローはかつて大谷から2本塁打を放ったことのある“大谷キラー”でもある。さらに7回には2番手のドライヤーから1番エイブラムズが中堅右へ11号2ラン。大谷は23年にナショナルズ戦に登板した際に1安打しか打たれなかったが、唯一の安打を放ったのがエイブラムズだった。8回にはローがこの試合2発目となる12号ソロを放った。

 大谷の対戦前日にナショナルズは1~4番が全員本塁打。ここまで31勝45敗の借金14とチームは苦しんでいるが、打線には勢いがある。

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