◆日本生命セ・パ交流戦 2025 巨人0―5西武(22日・東京ドーム)
先発した巨人の戸郷翔征投手が5回6安打3失点、4四死球と乱調で今季6敗目(2勝)を喫した。
初回から得点圏に走者を背負う苦しい投球で、2回には無死満塁で相手先発・武内の犠飛で先制点を与えるなど状態が上がらなかった。
今季は開幕投手を務めるも、不安定な投球が続いて4月中旬に抹消。2軍調整を経て5月5日の阪神戦(東京D)から昇格すると、本拠地での5月25日のヤクルト戦で今季初勝利をつかんだ。
8日の楽天戦(東京D)では2勝目も挙げたが、杉内俊哉投手チーフコーチは試合後に戸郷と話したことを明かし「ちょっと1回抹消を考えてますので。抹消して、はい、って感じです」と説明した。
右腕は「結果が出ない選手は1軍では投げれないと思いますし、せっかくこの舞台で投げて、いい結果を残してないっていうことは、そういうことだと思うんで」とここまでの投球を振り返り「また一から見つめ直して、やるべきことをしっかりできたらなと思います」と心境を明かした。
さらに「これだけプロ野球でもやってきてますし、改善しなきゃいけないところっていうのも明確です」とし「自分の中ではわかってるんで、そこを潰しながら、しっかり対応できたらなと思います」と語った。