【阪神】藤川球児監督、７回の坂本のセーフティースクイズ決まらず「後悔していない。野球ですから」
７回１死一、三塁、代走を告げた藤川球児監督（カメラ・義村　治子） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　阪神１―３ソフトバンク（２２日・甲子園）

　阪神・藤川球児監督が１点ビハインドの７回の攻撃を振り返った。

　先頭の大山が左前打の後、犠打を試みていた高寺に２ボール１ストライクとなってから、相手のバントシフトを見てバスターエンドラインのサインを出して成功。

一、二塁間を破る一打で一、三塁に好機を広げた。続く小幡が左飛に倒れると、三塁走者の大山に代走・熊谷を送る勝負手。坂本にはセーフティースクイズを指示していたとみられ、結果３ボールに持ち込んだが、４球目に捕前の犠打となり、三塁走者が突っ込めなかった。さらに、代打・糸原も中飛で無得点に終わった。

　指揮官は「向こう（ソフトバンク）が苦しいところまではいけたんですけれど、最後に少し、作戦的なところで課題といいますかね、それをまたレギュラーシーズンに戻って、トライしていくということですね」とし、セーフティースクイズの選択には「（後悔は）全くないです。バスターエンドランを仕掛けて形にできて、後悔は何にもないですね。野球ですから」と受け止めた。

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