【楽天】「もう１本出したかった」　２回先制打の黒川史陽は７回の凡退悔やむ
２回無死一塁、左中間に先制の適時二塁打を放つ黒川史陽（カメラ・谷口　健二） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　広島５―２楽天（２２日・マツダスタジアム）

　５番・二塁の黒川史陽内野手が２回無死一塁から、真ん中低めの落ちる球をとらえて左中間を破る先制の適時二塁打。「追い込まれていたので何とか食らいつこうという気持ちで打った。

いいところに飛んでくれて良かったです」と、これで５試合連続安打となる一打を振り返った。しかし１点を追う７回に２死一、二塁と一打同点の場面で空振り三振に倒れ、「もう１本出したかったです」と悔しい表情をみせた。

　キャンプは１軍スタートも、２月中旬に上半身のコンディション不良で２軍落ち。ファームで調子を上げて今月１２日に初昇格したばかりだが、１５日の阪神戦（楽天モバイル）でサヨナラ勝ちとなる二塁内野安打を放つなど１軍でも好調を維持している。２１日の広島戦（マツダ）でプロ入り後初めて４番に座るなど、この一戦を含めて５試合連続でクリーンアップを務めている。２７日のオリックス戦（京セラＤ）から再開するリーグ戦に向けて「いい入りができるようにいい準備をしたい」。これからもバットでアピールしていく。

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