第45回日米大学野球選手権大会(7月8~13日・エスコンほか)に出場する大学野球日本代表の選考合宿の2日目が22日、平塚で行われた。国学院大・緒方漣内野手(横浜=2年)は紅白戦で左中間を破る2点適時三塁打を放つなど快音を響かせ、2年生ながら選出された選考合宿で、大きな爪痕を残した。

 緒方は「バットの芯で厚く捉えられた。感触的には結構良かったです」。2回1死一、二塁で甘く入った直球を振り抜き、チャンスをものにした。「レベルの高いピッチャー陣。自分は下(の立場)だと常に感じていて。その中でコンパクトに短く持ってという風に工夫した結果がいい形になっているのかな」と分析した。

 内野手の候補には今秋ドラフト候補の東海大・大塚瑠晏(4年=東海大相模)や近大・勝田成(4年=関大北陽)といったビッグネームが並ぶ。「(先輩たちの)良さを1個ずつ吸収していけば、もっと自分のレベルは上がる」と学ぶ意欲を示しつつ、「グラウンドでは学年は関係ないと思うので、自分の持っている力を出して、絡んでいけるようにやっていきたい」と気を引き締めた。

編集部おすすめ