追い込まれてから粘り強い背番号５０が今季初の猛打賞…巨人・オコエがチームに勢いもたらす
９回１死、猛打賞となる右前安打を放つオコエ瑠偉（カメラ・小林　泰斗） 画像（1枚）

◆日本生命セ・パ交流戦　２０２５　巨人０―５西武（２２日・東京ドーム）

　オコエがＨランプをともし続けた。「８番・中堅」で出場。

まずは２回１死一塁で左前に運ぶと、７回１死でも左前安打。さらに９回１死では右前安打を放ち、今季初の猛打賞をマークした。３安打中２安打が、追い込まれてからの快音。完封負けの中で、粘り強い対応力を示した背番号５０は「追い込まれてからのアプローチは良くなっているかな」とうなずいた。

　開幕１軍スタートだったが、右肘の痛みが４月以降に急激に悪化。５月２日に「右肘関節鏡視下遊離体摘出術」を受けた。約３週間で復帰し、６月４日に１軍昇格。再昇格後は４１打数１３安打、打率３割１分７厘と好調ぶりをアピールしている。好結果を残しているが「まだ去年の後半のような選球眼だったりではないし、ボールを長く見られていない」と冷静に捉える。満足することなく、走攻守でチームに勢いをもたらしていく。

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