◆イースタン・リーグ 巨人4―8DeNA(24日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人のフリアン・ティマ外野手(20)が場外弾でパワーをアピールした。イースタン・DeNA戦(Gタウン)に「4番・DH」で出場。

1―3の3回2死一塁で小園の113キロのカーブを捉えると、打球は左中間席の奥にある工事中のサクを越える特大弾となった。「同点の本塁打でチームに貢献できてうれしい」と振り返った。

 今季は4月25日までに5本塁打をマークするも、そこから本塁打が出ていなかった。今月10日には3軍に合流。「左の骨盤が早めに開いてしまう傾向があったので、長く閉めたまま振ることを取り組んできました」と修正。13日に行われたBC群馬との交流戦で1試合2発で復調をアピール。17日から再び2軍戦に参加し、この一発が復帰後初安打でもあった。

 約2か月ぶりの本塁打はチームトップの6号。「やっぱり自分の強みは長打。本塁打とか長打を打ってチームに貢献できれば」。来日5年目のドミニカンは、支配下昇格に向けアーチを描き続ける。(臼井 恭香)

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