◆日本生命セ・パ交流戦 2025 ロッテ6―4巨人(24日・ZOZO)
巨人の坂本勇人が今季1号を含む3安打と復調の兆しを示した。
「2番・DH」でスタメン出場。
止まらなかった。5回1死で左翼線への二塁打を放つと、9回1死一塁では右前安打。通算191度目となる今季初の猛打賞をマークした。交流戦通算338安打に到達し、栗山巧(西武)が持つ記録を抜いて最多となった。「ずっと積み上げてきたものだったので、素直にうれしい。打てても打てなくてもどっちでもいいわとは思ってましたけど、打てたのはよかった」と実感を込めた。
今季は開幕スタメンを飾ったが、打撃不振にあえぎ、2度の登録抹消を経験。苦しいシーズンを送ってきた。
試行錯誤を続けながら、明るい光は見えつつある。「イメージだったりを変えて、良くなっているので、明らかにいい感覚はでているなとは思います」と感触を明かす。
シーズンはまだまだ続く。「まだシーズンは長い。貢献できていなかった分、できるようにやっていくだけです」と逆襲を誓った。