◆米大学野球・ケープコッドリーグ チャタム―コチュイット(25日、米マサチューセッツ州コチュイット=ベテランズフィールド)

 花巻東高(岩手)で史上最多の高校通算140本塁打を記録し、スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手が25日(日本時間26日)、大学野球のサマーリーグ「ケープコッド・ベースボールリーグ」に参戦。コチュイットの「7番・DH」でチャタム戦にスタメン出場し、7回に同リーグでの初アーチとなる2ランを放った。

 前の打席まで14打数1安打だった佐々木は7回2死二塁。右腕テーラーのカウント1―2からの5球目を右翼席にたたき込む勝ち越し2ランを放った。

 佐々木は今季、スタンフォード大で全52試合に出場し打率2割6分9厘、7本塁打、41打点の成績をひっさげて「ケープコッド・ベースボールリーグ」に出場。同リーグは全米を代表する大学野球のサマーリーグで、選抜選手が10チームに分かれてプレーする。レギュラーシーズン40試合を戦い、プレーオフで優勝を決める。多くの選手はボランティアの家庭にホームステイしてプレーする伝統があり、A・ジャッジ(ヤンキース)、P・アロンソ(メッツ)ら多くのメジャーリーガーもホームステイしながら参戦した。

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