【高校野球】春の全道王者・北海が４１度目の夏へコールド発進　ピンチでトリプルプレーも完成…南北海道
３回１死、右越えのエンタイトル二塁打で大量点の口火を切った北海の４番・今皓大外野手 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権南北海道大会札幌支部予選　▽Ｂブロック２回戦　北海９―２札幌静修＝８回コールド＝（２６日・札幌円山）

　春の全道王者・北海が３回に一挙６点を奪うなど、８回までに１５安打で９得点。札幌静修を８回コールドで下し、４１度目の夏の甲子園出場へ好発進を決めた。

　初回に手堅く犠打も絡めて２点を先制すると、３回には５安打を集める打者一巡の猛攻で６点を奪いリードを広げた。

　投げては４投手のリレーで２失点。６回には３連打を浴び、１点を失いなおも無死二、三塁のピンチを背負ったが、続く打者を投直に打ち取ると、走者が飛び出しているのを見逃さず三塁、二塁へと転送しトリプルプレーを完成。一瞬でピンチを切り抜けた。

　平川敦監督は「夏なのでしっかり勝ち切れてよかった。いい形でスタートを切れたとは思います。ピッチャーは１人では無理なので、今日４人投げられてよかったと思います」と話していた。

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