左足首の負傷で離脱しているオリックス・西川龍馬外野手(30)が19日、8月上旬の実戦復帰を思い描いた。1日の西武戦(那覇)で走塁時に痛め、左足関節外側側副じん帯を損傷。

最低でも1か月以上の離脱が見込まれる中で「痛み次第にはなるけど、8月の頭には(実戦に)戻りたいと思っています」と強調した。

 18日に球宴(23、24日)の出場辞退が発表され、この日は大阪・舞洲の球団施設でリハビリ。まず左足首の痛みを取り、可動域を広げている段階だが「8月はやっぱり大事なので」と目標設定した。離脱後もチームは日本ハム、ソフトバンクと上位争いを展開。「粘って勝ってくれている」と感謝の言葉も口にした。

 開幕から主軸として貢献し、69試合で打率3割1分4厘のハイパフォーマンスを見せていた。正遊撃手の紅林も右肩痛で出場選手登録抹消となり「できるだけすぐに治したい気持ちです。試合に出られる、となれば早いと思います」と前だけを向いた天才打者。着実に、力強く、歩みを進めていく。

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