◆米大リーグ ドジャース―ブルワーズ(19日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が19日(日本時間20日)、後半戦第2戦となる本拠地・ブルワーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、初回先頭の1打席目は80・7マイル(約129・9キロ)のカーブに空振り三振に倒れた。本拠地ファンからはため息がもれた。
前日の後半戦初陣は3安打零封負け。大谷は4打数ノーヒットに終わり、今季13個目の盗塁をマークしたが、送球が腹部に直撃してヒヤリとする場面があった。チームは敵地で戦った7月7~9日(同8~10日)の3連敗を喫しており、難敵相手には4戦で4得点、4連敗となっている。
この日の相手先発は球宴右腕ペラルタ。今季は20試合に登板してリーグトップの11勝を挙げ、4敗、防御率2・66と抜群の安定感を見せている。大谷は通算6打数2安打、1本塁打2打点をマークしている。好投手からチームを勢いづかせる一発を放ちたいところだ。
この日の試合前には左翼のブルペンで、次回先発の21日(日本時間22日)の本拠地ツインズ戦に向けて、変化球をまじえた計21球を投げ込んだ。直前には山本由伸、右翼のビジター用ブルペンではブルワーズの23歳の新怪物右腕・ミジオロウスキーも投球練習を行い、豪華な顔ぶれとなった。