◆米大リーグ フィリーズ―エンゼルス(19日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)
フィリーズのカイル・シュワバー外野手が19日(日本時間20日)、本拠のエンゼルス戦の6回に32号満塁アーチ。ドジャース・大谷翔平に並び、この日2本打って33号まで伸ばしたスアレス(ダイヤモンドバックス)に1本差とした。
3―4の6回2死満塁だった。シュワバーは右腕フェルミンの158キロの高めの直球を強振。角度39度、打球速度176キロ。超満員のファンを熱狂させた。
シュワバーは15日のオールスター戦で史上初めて突入した延長戦の本塁打競争「スイングオフ」にナ・リーグ3人の出場選手に起用。3スイング×3人の合計で争われ、2人目で登場すると全3スイングでスタンドインさせ、ナ・リーグに勝利をもたらし、MVPに選出された。その好調ぶりは後半戦に入っても続いているようだ。